Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)
ヒップホップグループ。僕にとって滅多に用のないジャンルの一つ。
ぐっさんこと僕は、長崎出身である。
長崎といえばカステラ? オランダ坂? グラバー邸...? やっぱ福山雅治?
たくさんある中、僕の答えは『長崎は広島とともに原爆を体験した都市』、である。
広島が『熱風』で燃え尽きた8月6日、故郷が『黒い雨』で濡れた8月9日には黙祷を捧げたい。
彼らはこの曲中、真実を・愛を見つけることで、差別や戦争から解放され、
平和を広めることが出来ると歌っていマス。
ただ、真実も愛もいずこに...、とも。
Where Is The Love?
愛だけではどうにもならないこともありますが、
彼らのように平和を願う人があること...。
僕にはこの世界にとってそれが、宝石のような存在のように思えてなりません。
長崎平和公園の広場の真ん中には
投下された原爆落下中心地点を指す記念像が建てられていて
のどかな雰囲気と残酷な過去の事実が
より一層、惨さを物語っているな。。。
当時小学生だったワタシは長崎のココを訪れて思いました。
戦争がなくなるだけが平和ではなく
たとえば今もなお、
自分や家族の為の衣食住を確保するための
(LOVEがあるが為の)戦争が繰り広げられていたりもします
それはジョンレノンやオノヨーコのように
いくら言葉の攻撃をして訴えたとしても
救えるもの(戦争がなくなる)ではないですよね。。。
「ラブ&ピース」LOVEのワタシにとって
とても大きく手につかないような問題です。。。
僕は平和公園の近くに位置する高校に通っていたので
お昼休みに公園にて、よく昼寝をしたモンです。
貧困などの経済情勢で起こる略奪や暴動を戦争とするなら
私たちのこの日常ですらひょっとすると戦場だと言えるかも知れませんね。
確かに緊迫した環境下に置かれれば祈ってたって無駄です
今そこにある危機が真実でしょうから。
しかし今実際、私たちはそのような状況にはありません…
物質的に不自由なく、平穏な生活を送っています。
余裕がある、それは客観的に物事を捉えることが出来るということ。
ただ一日だけでも、一瞬だけでも純粋に平和を望むこと…
このことは本当にちっぽけで何も変えることができなくとも
大変意義のあることだと思います。
もしかすると奇跡的に真実を探り当てることが出来るかも知れない。
この「もしかすると」を実行すれば、奇跡より確率を高めることが出来るでしょう。
それをジョン・レノンやオノ・ヨーコは音楽で体現したのだと考えます。