おやすみの日に生れた子は...

あおな

「読書の秋」コミック編第4弾〜。
今回紹介する作品は、ブログでもふれたことはないかも。
でも昔から好きな漫画家さんなのです。

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『サバス・カフェ』(作者 谷地恵美子)
1992年4月号から1994年9月号にかけて
雑誌「ASUKA」にて連載されていた作品。

谷地恵美作品も紹介したい作品が多くあって苦労します^^;
谷地恵美的王道からいけば
「ぴー夏」や「オモチャ」「明日の王様」ってことになるんでしょうが
一作を選ぶなら僕はやっぱり「サバス・カフェ」。

内容の方は
インターナショナル・スクールに通う四布木大。
ポーカーフェイスで孤独を愛する謎めいた少年に同級生たちは興味津々で...!?
大の秘密の扉が開かれるとき世界は鮮やかに動き出す。

先にもふれたように谷地恵美作品はどちらかといえば
隠れた才能を持った(本人は気づいてない事が多い)ヒロインが
周囲の人達(主に彼氏?)に励まされつつ
健気に頑張る姿を描いたサクセス(?)ストーリー的なものが多いのですが。
(こちらはこちらでおススメ)

そんな中で
主人公にちろっと影のある少年を配した「サバス・カフェ」は異色作。
やや淡々としたISでの日々を丁寧に描いていきますが
単行本3巻以後の怒涛の展開と
主人公・大に絡む周囲の人々の心の触れ合いには
何かこうじわじわくるものがあります。

そして最後に大がみつけたものは...。

うん、やっぱり何度読み返しても感涙物です。
ふとした時に思い出したように読み返したくなるそんな素敵な作品。
秋(冬?)の夜長にピッタリです。

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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