いのちを食べるということ

あーやん

先日観たDVDの中から...とても印象深かった映画をご紹介
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「ブタがいた教室」

賛否両論を呼んだ授業の実話を映画化。
1990年。大阪の小学校の先生は、ある日
「生後2ヶ月の子ブタを飼育して、その後食べよう」と生徒らに提案する
「Pちゃん」と名付けられたブタは、
子どもたちに愛され、家畜ではなくクラスのペットとなっていく。
食べるか。食べないか。
子どもたちの卒業を控え、Pちゃんの処遇を巡って大論争が展開される。
「食べる13人、食べない13人」
さて、子どもたちの最終結論はどうなったか?

ここに登場する子どもたちは
演技とは思えないほどリアルで、議論も白熱しているように見えます。

実際、子どもたちに手渡された脚本は、なんと白紙。
物語の結末を知らされていない26人の子どもたちは
ケンカし、涙し、自分の答えを見つけようと真剣に議論しています
「いのちの責任をとるということ」
大人でもむづかしい問題に立ち向かう姿に心うたれます

この映画で子どもたちと向き合ってみてください
子どもって本当にたくましいです

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コメント(4)

確かに難しいですね。
常日頃口にしている食べ物。
それはどうやって食卓まで経由してきたのか…。
基本的な、だけど忘れがちな部分。

あ~思い出しました
4年生の頃、班分けかなにかでクラス中が大激論になったこと。
確かにたくましかったですね、特に女の子は。

すべからく一つのいのちと考えると
「食」ってものがとたんに難しくなってきますよね
植物も微生物もいのちあるものですからね…。

そうなんですよね
友人が以前「ベジタリアンになる!!いのちある肉は食わない」
と公言したことがあります
そのとき「魚は? 野菜は?いのちではないの?」と疑問をもったのですが
動物は植物より深刻に映るし
ただ「いのちがあるから食べない」ではない
もっと根の部分を学べる気がします
この授業のあり方は少々問題アリかもしれませんがね…w

愛着のある『Pちゃん』でなく
養豚場で飼育された初対面の『Qちゃん』でも
子どもたちの心の揺れは大きく違ったでしょうね。
初めから結果がどうなるか決まっていたはずです
子どもたちはその事の重大さを把握できずに飼い始めた。
まるでペットを飼育するように…。
もちろん他半分の子どもたちは目標を達成すべく飼育していたのでしょう。
先生は先半分の子どもたちのことを考え、
十分に理解させるべきでした。
…って観てもいませんのでなんとも言えないですねぇ。
究極の選択といえば、映画「生きてこそ」を思い出します。

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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