あーやんのWORK前線 vol.1

あーやん

WORK前線.jpg

ワタシたち、印刷物を制作する上で、切っても切り離されない仕事。
「切り抜き」

「コレ切り抜いて」という要望があればなんでも切り抜く。
それは人の全身だったり、顔だったり、商品だったりといろいろ...

以前、水着姿の男性の切り抜きを頼まれたことがある
どちらかというとマッチョタイプの男性で
カラダは右斜め45度、真っ白な歯がまぶしいくらいの
とびきりの笑顔でコチラを向いていた

切り抜きの作業は画面をできるだけアップにして
境目をキレイになぞっていく
頭→顔→首→腕、、、、作業は順調に進んでいたのだが
胸 にささしかかった時、困ったことがあった
ピコッとでているチクビも切り抜いた方がいいのだろうか?
ポスターでもないかぎり
人物を 誌面に大きく載せることはまずない。
つまり切り抜いたところで、たかが知れているということだ
しかし、ぶった切るのもなんだか気が引け る...
ということで一緒に切り抜くことにした
周りの目もあり
そこだけ画面いっぱいに表示されている恥ずかしさや
凝視し ながらの作業の違和感に
苛まれながらも
なんとかやりきった

ところが...出来上がった誌面をみて笑ってしまった
た かが知れているどころの大きさではない
シャーペンの芯よりも
もっともっと小さく、ホコリみたいだった
こんな小さなモノに迷ってい た自分が情けなかった
迷わずぶった切ったらよかった


そして今、また悩んでいる...
薄毛のおじさまの頭。
ツ ルッとまーるく切り抜けばいいのなら
作業効率は大幅にUPし、非常に助かるのだが...
やはり...
そんな彼らにとってのフンワ リな髪は、とっても重要なのだろうか......?

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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