イヤよ、イヤよ、も、スキのうち

あーやん

人が言う「キライ」の奥には「スキ」が必ずあります
その証拠に
本当にキライなもの(こと)に対しては、人はまず触れようとはしません。
話のネタにもならないということです
「あの人キライ」「あれキライ」と言っているうちは
キライと思うほどの興味があるということ
それは「スキ」と言っているのと同じなんですよ

「死」に対してもワタシが感じるかぎり、
「イヤ」ゆうてるけど
みんな結構好きだね〜と思うことが多々あります
たとえば...
誰が結婚したという話より
誰が死んだという話は
葬儀の日に間に合うくらい一気に広がる...とかね、? ww


サントリーミュージアム天保山で展覧会「レゾナンス(共鳴)」が開催されています

1781_6214.jpg

小谷元彦 
SP4 the specter -what wonders around in every mind-

人は亡霊に遭遇した際、どのような反応をしめすのか。。。
徹底した視覚のリアリティを追求し
大仏などの綿密な調査をおこない
技法 や素材の検証を繰り返し出来た作品

この作品、サントリーミュージアムでは
真っ暗な空間の中で
これだけスポットライトを当 て展示されています
今まで多くの作品を見てきて
鍛えられたつもりでしたが
ワタクシ、この作品には一歩も近づくことができず
息 も飲み込んで、立ち尽くしてしまいした
しかし、近づけないのに、目を離すこともできませんでした
目を背けたいのに背けなかったというのが 正しいかもしれません

ワタシは今まで「死」というコトバに対しての
人の反応に、ひどい嫌悪感と疑問を抱いてきました
で も、目を離すことができない自分を知ったとき分かったんです
「あ、スキだったんだ。。。」と...w

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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