長澤英俊展 ─オーロラの向かう所

あーやん

nagasawa1.jpg

長澤英俊展  国立国際美術館にて開催中

上の写真の作品は
彼の近年の大作「オーロラの向かう所─柱の森」
照明がない真っ暗な部屋に、大理石の柱がならんでいる作品

黒いカーテンをくぐると完璧な暗闇にむかえられます
時間がたっても
目が慣れることがなく
広さや柱の位置がまったく確認できない。。。
怖いながらも
壁を伝ってゆっくり進んでいくと
その空間の一番奥には
一筋のやわらかい光がもれているのが見えてきます
(「羊男」と出会えちゃいそうで、ちょっと胸がザワザワします...w)
光の前までたどり着くと
そこからはやわらかい光に照らされた柱を
ようやく確認することができ
「見える」ことに、やんわりした安心感をおぼえます

あーー。
この人はコレがしたかったんだな〜と理解できる瞬間でもありました
怖いし、ケガしそうだし、作品が全然見えないし
最初は「何がしたいねんっ!」と思っていたのですが、、、、w
完璧の暗闇や一筋の光で喜びを感じることは
なかなか体験できないことで
結構ドキドキしました♪

恐怖と安心を同時に味わいたい方はぜひ♪w

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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