渡り鳥

あおな

秋の新作アニメ紹介ラストを飾るのは『FORTUNE ARTERIAL 赤い約束』。
...はい、今回も例によって最後はオチ担当です。

fortune-arterial.png

原作はAUGUSTより2008年1月に発売された
PC(18禁恋愛アドベンチャー)ゲームの人気作。略称は「FA」。
前作「夜明け前より瑠璃色な」から約2年半ぶりの新作。
前作同様高い話題性と売上を記録
現在でも根強いキャラクター人気を誇っています。
アニメ制作はゼクシズ・フィール。

あらすじの方は
海上交通の要である珠津島(たまつしま)。
そこには桜の名所・珠津山や
枯れない池と伝えられている千年泉がある。
主人公の支倉孝平はそんな珠津島にある
6年制・全寮制の英国パブリックスクール風名門校「修智館学院」(しゅうちかんがくいん)に
転校してくるのだが、
そこには......。(wikiより)

え〜〜「泣きゲー」紹介の記事でも少し触れましたが、
この手のジャンル(18禁恋愛ゲー)のゲームの特徴のひとつとして、
主人公たちが暮らす日常と
物語本編の核心部分とのギャップが大きければ大きいほど、
エンディング(アニメでは最終回?)で得られるカタルシスも
より大きく印象的となる。ってのがあります。
ご多分に漏れず
この作品も一見「楽しそうな(?)学園青春物」の雰囲気ではあるのですが
その裏で実は...と、
かなり突拍子もない設定が仕込んであります。
ゲームとしてなら、まあまだ許せる範囲ですが
原作を知らず(ゲーム未プレイで)アニメを見始めた視聴者に
どこまで納得できるストーリーを提供できるか
そこがポイントでしょうかね...。
ま、最初から、ある程度キャラ人気&AUGUSTファンといった
ターゲットを絞った制作・放送だと思いますけどね。

それよりも原作ゲームのファンやAUGUSTファンにとっては
前作「夜明け前より瑠璃色な」での汚点「キャベツ事件」の二の舞だけは勘弁してくれ!
ってのが本音ではないでしょうか^^;
(いや、ネタとしては「キャベツ事件」再びの方が美味しいような...げふんげふん)

このように不安要素は多々ありますが
登場キャラクターは個性的で魅力がありますし
各ヒロインはさすがのべっかんこう(原作原画担当)
典型的ハンコ絵ですがやっぱり可愛いです。
(アニメでどこまで劣化するか心配ですが><)
キャラ萌え&「キャベツ」再びを期待するなら
チャックしておいてもいいんじゃないでしょうか。

おススメ度は...
★☆☆☆☆に
ま、これはしょうがない!
もともと万人受けを狙った作品じゃないですし^^;
オチ担当ですから!

追記:
原作ゲームのオープニングソングを耳にするたびに
良くも悪くも典型的「萌えゲー」ソングって印象があるんですが
なにか音楽的な特徴や同ジャンルの楽曲の類似点とかあるんでしょうか?

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コメント(2)

またまた教えて君ですが、
表題の渡り鳥には何か関連性があるのでつか?
内容でこのことには触れてないのですが…

え~、ネタ解説は野暮っちいのですが
ぐっさんに免じて

秋アニメ紹介記事のタイトルはそれぞれ
本放送第一話の「サブタイトル」になっておりますですはい。
「渡り鳥」で??なら
とある禁書「8月31日」でも??もんでっせw

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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