怒りの庭

あおな

泣きゲー紹介のラスト、オチを担当するのはこのゲーム。

『Garden』

携帯からはコチラ

このゲームのどこが泣きゲーかと言うと
購入した本人がシナリオやゲーム内容とはまた違った意味で
泣かされる(泣きたくなってくる)って点です。
OPムービーを見た人の多くは、サビの部分の演出からしても
ピンクの髪の女の子(姫宮瑠璃)が
メインヒロインかなって感想を抱くと思うんです。

な、な、なのに!
瑠璃をメインにしたお話がないんです!(一応共通ルートや他キャラルートでは登場はします)
そうです! ゲーム中にシナリオが存在しないんです...。
...ということは、『Garden』は当然ゲームですので
攻略できないキャラってことになります。

信じられますか?お客さん^^;
その他にも...

「めーめーよ」とか言ってるオレンジ髪の先生(竜胆愛)のシナリオもありませんし、
金髪ツインテールの女の子(鈴村あざみ)のシナリオは
クレジットに出ているシナリオライター以外の人間が執筆していたり(所謂ゴーストライター)
ゲーム中メインヒロインとなっている茶髪の女の子(星野絵里香)も
突然シナリオ後半からゴーストライターの執筆に切り替わっていたりと
もう無茶苦茶な内容です。
勿論これらのことは発売前にはいっさい告知されていません。
買ってみてはじめて判明する事柄です。
当然購入したユーザーからは苦情やクレームが殺到
ネット全盛のこの時代、噂は一瞬にして広まり
該当ゲームの掲示板は阿鼻叫喚、
記事タイトル名の事件となって深く記憶される事になったのでした。
これに対してメーカー側は当初、
本ゲーム内容をもって完成品としていましたが
即、大幅加筆訂正、絵里香シナリオの書き直し、竜胆愛・姫宮瑠璃の追加シナリオの制作を決定
ゲーム購入ユーザーへは無償ダウンロードで提供すると発表して
なんとか事態の収拾を図りましたが、
正直どうなんでしょうかね...。
きっちり作品を仕上げられないクリエイターが悪いのか
作業管理や制作進行のスケジュールをしっかり管理できないメーカーが悪いのか
それでも、なんだかんだといって
ファン心理で許してしまう(購入してしまう)ユーザーが馬鹿なのか
確かにメインシナリオライターが執筆した部分は納得できるものだったり
絵師のファンにとってみれば、
まあ絵の出来が十分ならそもそも満足してるでしょうしね(ゲームが発売中止になるよりはと)。
だからこそ余計に泣けてくるというか
しっかり完成されて発売されていればって、ほんと惜しい作品です、はい。

追記:2010年8月31日現在 追加予定の姫宮瑠璃シナリオは未だ完成しておりません。

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コメント(1)

サビのメロディーが『魔女の宅急便』風なのはおいといて、
しっとり聴かせるカンジですねぇ。

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制作部として出版のレイアウトを手掛けています。人・モノ・場所。いろんな「お尻(知り)あい」で私はいろいろ変化する。賢くなったり、衝撃をうけたり、ホッコリしたり、ときめいたり……そんな「お尻あい」を紹介していくブログです。

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